MBCトップ >MBCイベント > 南日本放送創立70周年記念 アニメージュとジブリ展 鹿児島会場

// おしらせ //

開催概要

会場
鹿児島県歴史・美術センター黎明館 第1特別展示室
会期
2023年8月10日(木)~10月1日(日)
開館時間
9:00-18:00(入館は17:30まで/初日は10:00開場)
※休館日 8/21(月)、8/25(金)、8/28(月)、9/4(月)、9/11(月)、9/19(火)、9/25(月)

入場料

  • 一般 1,500円
  • 中・高校生 1,000円
  • 小学生 800円

※未就学児:無料
※全て税込み
※未就学児のお客様は必ず保護者(18歳以上)同伴でご入館ください。
※中・高校生券の方は、学生証等をご提示ください。
※会場にて当日券をご購入の際に、身体障害者手帳をご提示いただくと、ご本人とお付き添いの方1名様まで各当日券の料金より200円割引いたします。
※会期中1枚につき1人1回、観覧日当日に限り有効です。
※キャンセル・券種変更・払い戻し・再発行はできません。
※状況によっては入場制限をする場合がございます。最新の情報はこちらのホームページをご確認ください。
※物販会場へは展覧会のご入館・ご観覧後の方に限らせて頂きます。再入場はご遠慮ください。

みどころ

スタジオジブリの原点を振り返る“展覧会”

[作り手と見る人をつないだ雑誌]

本展は、雑誌「アニメージュ」(徳間書店)の1978年創刊当時から80年代に焦点を当てた展覧会です。今から40年以上前、アニメが大きく飛躍した時期がありました。若いアニメファンが熱狂した「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」らの作品。その作り手たちの生の言葉を伝えた雑誌、それが「アニメージュ」です。雑誌がつないだ作り手と見る人のキャッチボールが、今につながる日本のアニメーションの隆盛をもたらしました。

機動戦士ガンダム

[高畑勲・宮﨑駿と出会った雑誌]

風の谷のナウシカ

多くのアニメの作り手を見出してきた「アニメージュ」は、二人の才能と出会います。高畑勲と宮﨑駿です。「アニメージュ」の連載から生まれた映画「風の谷のナウシカ」。自分たちの納得できる作品作りの新しい場・スタジオジブリの第1作「天空の城ラピュタ」。そして高畑・宮﨑両監督そろい踏みの「火垂るの墓」「となりのトトロ」へ。「アニメージュ」は雑誌でありながら、二人の作品を送り出し、また彼らの言葉を見る人に伝え続けたのです。

[もうひとつのスタジオジブリ誕生物語]

かつて雑誌作りとアニメーション映画制作が非常に近い時代がありました。本展覧会では、雑誌「アニメージュ」が多くのアニメ作品の誕生と発展に果たした役割と豊富な誌面展示と貴重な制作資料とで振り返ります。そのことで、「アニメージュ」を作った人たちが、同じ精神でスタジオジブリを立ち上げ、現在まで作品を送り届けているということを示します。

アニメージュ

一冊の雑誌からジブリは始まった

本展覧会は雑誌「アニメージュ」(徳間書店)の1978年創刊当時から80年代に焦点を当てました。まだアニメという言葉さえ広がっていない時代から、1979年に登場した「機動戦士ガンダム」の大ヒットによりアニメが大きく飛躍するブーム期。そして、鈴木敏夫が後のジブリにつながる高畑勲・宮﨑駿両監督を見出し、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の映画製作に傾倒するまでの道のりを紹介します。

かつて、「子どもが観るもの」であったテレビアニメですが、1974年に「宇宙戦艦ヤマト」が放送されて以降アニメを自分たちに向けられた作品だと受け止める若者たちが出現してきました。「アニメージュ」は、そうした時代にアニメの盛り上がりの中で、ファンと作り手の架け橋となる日本初の商業アニメ専門誌として生まれました。鈴木は、「アニメージュ」を作ることで、日本のアニメをここまで発展させる道を拓いた立役者の一人でもあったのです。

「アニメージュ」の大きな功績のひとつは、過熱するアニメブームの中で、才能のある作家たちを発掘し、「アニメージュ」で取り上げることで彼らに焦点を当て、世に送り出していったことです。ここには、鈴木の編集者としての目利きと、作家を育てていくという目線があります。鈴木はこの時代に、宮﨑駿と高畑勲を発見し取り上げることで、「風の谷のナウシカ」を生み出し、それはその後のジブリ作品につながっていきました。本展覧会では、そうした鈴木敏夫のプロデュース術や、仕事術の一端も明らかにします。

アニメブーム

①アニメージュ誕生!

「テレビまんが」からアニメブームへ

1970年代後半のアニメブームの勃興期を、当時のアニメ映画ポスター、アニメグッズ、セル画コレクションなどの展示から振り返ります。「テレビまんが」としてひとくくりにされ、「アニメ」という言葉すら定かでなかった時代に、自分たちの手で同人誌を作り、ファン同士で交流を深め、そして時にはアニメスタジオを訪問し作り手と交流さえしていた若者たちがいました。そういう時代背景と、彼らの熱気があって、日本初の商業アニメ専門誌「アニメージュ」が生まれました。

本エリアでは、「アニメージュ」に先行して存在していたアニメ関連出版物も広く展示することで、「アニメージュ」の他にない独自性を示します。

アニメージュ

②アニメージュは私たちにすべてを教えてくれた

ガンダムが変えた歴史

1979年4月から放送が開始されたテレビアニメ「機動戦士ガンダム」に「アニメージュ」は注目し、雑誌をあげて全面的に応援しました。「ガンダム」を作っているのはどんな人たちなのか、富野喜幸(由悠季)監督をはじめ、美術・デザインに係る人々や作品に命を吹き込む声優の人々を、繰り返し特集で取り上げました。読者は、初めてアニメを誰がどのように作っているのかを知り、作品と同じように「作家」たちにも熱い視線を送るようになったのです。

ガンダムガンダム

本エリアでは、「アニメージュ」がガンダムブームをどう伝え、ファンがどう受け止めたのかを誌面の再現や当時の制作資料で振り返ります。

また、ガンダムブームのもうひとつの表れである「ガンプラ(ガンダムのプラモデル)」に注目し、初期ガンプラによる「機動戦士ガンダム」の名シーンを立体で表現したジオラマも展示します。

③加速するアニメブーム

拡大するアニメージュ

ガンダムによって加速したアニメブームは、若い作り手が参加した作品が増えるなど、さらなる発展を続けます。「アニメージュ」にも、鈴木敏夫の方針でファンと同世代のアルバイトスタッフが大量に投入され活気づきます。また「アニメージュ」の活動は範囲を広げ、ファンとの大規模な交流イベントやラジオ番組、レコードやビデオが生まれ、出版物も文庫本やムック本などが続々と発刊されます。雑誌の枠を超えた拡大は、いずれ自身が主導するアニメ作品制作へとつながっていくのです。

本エリアでは、「アニメージュ」がガンダムブームをどう伝え、ファンがどう受け止めたのかを誌面の再現や当時の制作資料で振り返ります。

本エリアでは、鈴木の志向性が色濃く出た「表紙」と「付録」のギャラリーをお楽しみいただけます。特に、付録は「情報誌」には珍しく、市販品よりも凝ったグッズや冊子、ポスターなどが毎月ついていました。かつてのファンにはたまらなく懐かしい、貴重な付録や広告物を展示します。

アニメブーム

④ナウシカへの道

一冊の雑誌から映画が誕生

鈴木は、「アニメージュ」の編集を通じて、二人の作家と出会いました。高畑勲と宮﨑駿、アニメージュの創刊号で特集した日本のアニメーション史に残る名作「太陽の王子ホルスの大冒険」を中心で生み出した二人です。鈴木は、ガンダムや宇宙戦艦ヤマトなどの松本零士アニメが大人気だった81年8月号に宮﨑駿監督の31ページにもわたる大特集を掲載したのを契機に、一気に高畑・宮﨑らに寄りそう路線をとることを宣言したのです。

本エリアでは、 82年2月号の原作マンガ連載開始を経て、84年に映画「風の谷のナウシカ」が誕生するまでの道のりを振り返ります。さらに、今まで紹介されることの少なかった、貴重なレイアウトや原画、美術ボードなどの資料を、その描き手が「アニメージュ」でどう紹介されてきたか、という視点から多数展示します。

中でも、また、「アニメージュ」という雑誌から映像制作が始まったという表れとして、徳間書店制作の他の映像作品をまとめて紹介。鈴木が力を入れた押井守監督作品「天使のたまご」の貴重な資料展示や、今回初公開となる「風の谷のナウシカ」のセル画にも注目です。

アニメブーム

造形作家・竹谷隆之氏による「風使いの腐海装束」、「朽ちゆく巨神兵」のジオラマを展示!

ジオラマ

本展で『初公開』となる貴重な資料やセル画。
立体展示物を含む、約400点以上で構成。

立体展示物

音声ガイド

ナウシカ役 声優の島本須美さんが担当

ガイド専用機/アプリ:650円(税込)

グッズ

おすすめグッズ
書き起こしやアニメージュの表紙デザインの商品など盛りだくさん!

  • グッズ

    展覧会限定大判ハンカチーフ 全2種(天空の城ラピュタ/魔女の宅急便)
    1,650円(税込)

    大きめのサイズが嬉しい「天空の城ラピュタ」と「魔女の宅急便」の大判ハンカチです。 ものを包んだり、バンダナのように巻いたりと、様々な使い方ができる一品です。

  • グッズ

    展覧会限定フリーカップ 全4種(天空の城ラピュタ/となりのトトロ/魔女の宅急便/風の谷のナウシカ)
    1,540円(税込)

    飲み物を入れるカップとしてはもちろん、小物入れとしても活躍するフリーカップ。 様々な太さの線で描かれた絵柄の中に、ジブリ作品のキャラクターがさりげなく登場しています。

  • グッズ

    展覧会限定豆皿 全4種(天空の城ラピュタ/となりのトトロ/魔女の宅急便/風の谷のナウシカ)
    1,320円(税込)

    ナウシカ、ロボット兵、トトロ、キキとトンボが描かれた4種の豆皿。 食器としてはもちろん、小物入れやインテリアとして使用しても素敵です。

  • グッズ

    展覧会限定箱入りぬいぐるみ 王蟲(風の谷のナウシカ)
    14,300円(税込)

    「風の谷のナウシカ」に登場する王蟲のぬいぐるみ。 細部まで作りこまれているので、インテリアとして飾るのもおすすめです。

  • グッズ

    展覧会限定ぬいぐるみ テト(風の谷のナウシカ)
    11,000円(税込)

    アニメージュ1983年11月号に掲載された構想段階の色を再現したテトのぬいぐるみです。 アニメージュの表紙があしらわれた限定BOX入りの特別感のある商品です。

  • グッズ

    展覧会限定限定アデリアグラス(天空の城ラピュタ/風の谷のナウシカ)
    1,320円(税込)

    レトロ感ただよう「風の谷のナウシカ」と「天空の城ラピュタ」のグラスです。 入れる飲み物によって夕焼け空のように見えたり、青空に見えたりと、印象が変わります。

  • グッズ

    展覧会限定メガネケース(天空の城ラピュタ/となりのトトロ/魔女の宅急便)
    1,650円(税込)

    「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」に登場する小物やキャラクターが散りばめられたメガネケースです。 ケースの内側にはそれぞれドーラ、草壁タツオ、トンボが描かれています。ケースと同じ柄のメガネふき付き。

  • グッズ

    展覧会限定刺繍トート(天空の城ラピュタ)
    3,960円(税込)

    ラピュタ城が刺繍されたトートバッグ。 A4サイズのものがすっぽり入る、日常使いしやすいアイテムです。

  • グッズ

    要石(天空の城ラピュタ)
    41,800円(税込)

    「天空の城ラピュタ」の要石がインパクト抜群のインテリアになって登場。 重厚感のある木箱に入っています。

イベント

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鹿児島の上空にラピュタが出現!

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特別上映会開催!

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アクセス

鹿児島県歴史・美術センター黎明館

アクセス

〒892-0853 鹿児島市城山町7番2号

TEL:099-222-5100〈代表〉

JR
「鹿児島駅」から徒歩15分、「鹿児島中央駅」から下記市電・バスを利用
市電
「市役所前」または「水族館口」下車徒歩5分
バス
「薩摩義士碑前」下車すぐ、「市役所前」下車徒歩5分
駐車場
照国神社鳥居を右折し直進(普通車125台・バス20台)

〔主  催〕MBC南日本放送(南日本放送創立70周年記念)

〔企画協力〕スタジオジブリ・三鷹の森ジブリ美術館

〔協  力〕徳間書店、マクセル、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構

〔企画制作〕ニュートラルコーポレーション

〔後  援〕鹿児島県、鹿児島県教育委員会、鹿児島市、鹿児島市教育委員会、南日本新聞社、鹿児島県観光連盟、RKB毎日放送、NBC長崎放送、熊本放送、OBS大分放送、MRT宮崎放送、琉球放送

〔お問い合わせ〕MBC編成局事業部 TEL:099-254-7112(平日9:30~17:30)