鹿児島と日本・世界いろいろな所から
鹿児島を起点にしてつながることができる
幅広いフィールドで取材できると感じた
道山 幸司(みちやま こうじ)
報道部 記者
2014年入社(山口県出身)
1990年4月にスタートした「MBCニューズナウ」。
「鹿児島の今と人を伝える」がコンセプトの報道番組だ。
この番組で、編集長を務めているのが、山口県出身の道山幸司記者(2014年入社)だ。
道山記者には、気を付けていることがある。
「取材対象の方のお話をしっかり聞くということを大事にしている。やはり、コミュニケーションがきちんとできていないと、誤った情報を出すことにもなりかねませんので、やはり、きちんと相手の方のお話を聞いて、その上で原稿にして放送することを心がけています」。
前職は、水産業界で専門紙の記者をしていた道山記者。テレビには、小さい頃から憧れがあった。
「テレビには小さい頃から憧れがあり、いつかこの映像の世界で自分の取材したものを放送したり、表現したいなと思い。テレビ業界に入った。新聞は、文字のメディアですので映像のことをなかなか考えないが、テレビの場合は映像がないと番組もニュースもできないので、やはり、その映像を使うということの大切さ、どうやって生かすかということの大切さを実感している」
道山記者がテレビ業界に入って10年。
この間、一番印象に残っているのは、新型コロナウイルスに関する報道だという。
「新型コロナでご家族を亡くされた方も取材させていただきました。かつてない感染症の拡大という中で、鹿児島の人たちも、今後どうすればいいのか?皆さんが迷っている中で、私達も何を伝えれば正しいのか?どう表現すればいいのかということことにはかなり頭を悩ませました。少しでも皆さんのお役に立とうということで、専門家の方をあたったりとか、新型コロナとはどんなものなのかを一つ一つ調べながら正しい情報を伝えることの難しさも感じました。そして、伝えることで鹿児島の人たちに少しでも何か役に立ちたいという思いで、チームで必死になってやっていた記憶があります」
中国語も堪能な道山記者。今は、鹿児島と日本、鹿児島と世界、鹿児島を起点に様々なフィールドで取材ができることにやりがいを感じている。
「最初、鹿児島に来るときはとても不安で大きい鹿児島のローカルの放送局なので本当に鹿児島のことしかできないのかなと、思っていて少し不安もありました。しかし、実際に入ってみると、鹿児島と日本あるいは、鹿児島と世界といろんなところから、鹿児島を起点にして繋がることができる、すごく、幅広いフィールドでの取材ができるということを感じました。」