南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成18年度 第5回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成18年9月26日(火)
2.開催場所:MBC放送会館
3.議題
テレビ番組「どーんと鹿児島 鹿工 無欲の快進撃」
《放送:8月24日(木)午後7時~午後7時54分》
番組の概要
第88回全国高校野球選手権大会で初出場ながら見事に準決勝進出を果たした鹿児島工業高校ナインは、練習環境に恵まれたわけでも、傑出した選手がいたわけでもない。それでも、「自分たちの全ての力を出しきれば、全国という大舞台でやれる!」とのびのびと力を発揮する選手たちに県民はいつしか熱狂した。準決勝で早稲田実業に敗れたものの、もてる力を出しきった選手たちの活躍の舞台裏に迫った。
主な意見は以下のとおり
- のびのびした鹿児島工業ナインが生き生きと描かれ、この夏、鹿児島県民はナインから元気をもらったことを改めて感じた。
- 生で味わえない背景の部分がよく描かれていて、ドキュメンタリーだが、主役や脇役が揃ったドラマであり、良い記録が残せた。
- 少年犯罪が多発して、若者に対してどこか得体の知れない不信感を抱きがちだが、捨てたものではないと思ったし、若者の素晴らしさを改めて感じた。
- 感動、笑い、感謝の気持ち、心を一つにするとか、全ての人生の縮図が描かれていた。また鹿児島工業高校の伝統や校風といったものが垣間見え、これからの鹿児島の教育に希望が持てる番組だった。
- 中迫監督が最後に「君たちは野球の勝利者であって人生の勝利者ではない。明日からはただの高校生だ」と話していたが、そこにナインのさわやかさや選手・監督の人柄が象徴的に表れていたと思う。
- 甲子園での活躍を中心に描かれていたが、学校生活などがもっと描かれると内容が広がったのではないか。
以上