南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成18年度 第7回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成18年11月28日(火)
2.開催場所:MBC放送会館
3.議題
(1)ラジオ番組「二見いすずの土曜の朝は」
放送:5月20日(土)午前7時~午前9時42分
番組の概要
週末のニュース、交通情報、気象情報、イベント情報などの生活情報やエッセイの紹介などで構成している情報生番組。5月20日放送分は、「絆」をテーマに介護問題を取り上げ、ラジオカーによる介護にちなんだ話題の中継、一人暮らしの親を思いやるエッセイなどを細やかな切り口で紹介し、今年度の民間放送連盟賞のラジオ生ワイド部門で優秀賞を受賞した。
主な意見は以下のとおり
- 大切なテーマだけに、自分も知っているつもりだったが、要領よくまとまっていて勉強になった。
- 重いテーマだが、パーソナリティの穏やかな語り口でさわやかに聞くことができた。
- 少子化が進む中で、介護も地域で支え合わないと、これからの社会はなりたたないのではないかと感じた。
- 地域の絆が大切だとの指摘だったが、過疎や高齢化が進みすぎ、お互いに支え合うことができなくなっている地域があることも分かってほしい。
(2)テレビ番組「窓を開けて九州~ケンケンは一年生」
放送:10月29日(日)午前10時~午前10時15分
番組の概要
いちき串木野市にある全校生徒10人の土川小学校に4月に入学した黒ヤギの「ケンケン」とともに成長する子供たちや見守る学校の先生、そして地域の人達など、ミニ校の半年間のドラマを描いた番組。
主な意見は以下のとおり
- 住民の豊かな表情がよく撮れていて、ほのぼのとした感謝の気持ちが、自然と伝わってきた。
- 子供たちやヤギを見る地域の温かいまなざしがよく描かれていた。また入学式や運動会など小学校の行事が、過疎・高齢化が進んだ地域にとって、絆を生み出す場になっていることを改めて感じた。
- 低い位置からのカメラワークが、子供たちやヤギの視線で描かれ新鮮だった。
- ヤギを育てる上での子供たちの苦労や、どう乗り越えているのかといったことが、描かれていると、より深い内容になったのではないか。
- 集落が串木野市と薩摩川内市の境の僻地にあることの紹介があれば、もっと分かりやすかった。
以上