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南日本放送 番組審議会

南日本放送番組審議会 概要

平成19年度 第6回 南日本放送番組審議会

1.開催日時:平成19年10月24日(水)
2.開催場所:MBC放送会館
3.議題

テレビ番組「男たちの大綱~激闘!日本一の川内大綱引~」
放送:10月13日(土)午後4時00分~午後4時54分

番組の概要

9月22日の夜、薩摩川内市では約3,500人の男たちが長さ365メートル、直径35センチ、重さ5トンの大綱を引き合う川内大綱引きが行われる。綱引きが近づくと町は「上方」と「下方」に別れ、それぞれの陣営を「本部長」「大将」「一番太鼓」「押大将」の4役が統括する。中でも一生に一度しかなれない「一番太鼓」は川内の男たちにとってあこがれの存在である。
番組では支えてくれる家族や仲間のために、熱い戦いを繰り広げる男たちと大綱が結んだ固い絆を描いた。

主な意見は以下のとおり
  • ナレーションとバックに流れる太鼓の音楽がよくあっていて、迫力があった。
  • 綱引きに参加する男たちの群像が、映像として美しく描かれていて印象的だった。
  • 父から息子への伝承や、住民の一人一人が地域の連帯のために一丸となって力を尽くしている様子がよく描かれていた。
  • 綱引きの舞台となった国道は、商店街のシャッターが閉まっている寂しいイメージがあったが、これだけの男たちがどこから現れるのかと思うほど、熱気に溢れており、この熱気が街おこしの原動力になる気がした。
  • スピード感や躍動感のある番組で、字幕やイラストも工夫が凝らされており、視覚的に訴える力があった。
  • 男たちの熱気を礼賛するだけではなく、どうしてこれほどまでに騒ぐのかといった冷静な描き方もあったのではないか。
  • 女性や子供があまり描かれていなかったが、ケンカ綱を支えているのは女性であるという視点がほしかった。

以上