南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成19年度 第8回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成20年1月23日(水)
2.開催場所:MBC放送会館
3.議題
テレビ番組「SATSUMA~世界が魅せられた薩摩の秘宝~」
放送:1月3日(木)15:00~15:53
番組の概要
薩摩藩が1867年のパリ万博に薩摩焼を出品して140年になるのを記念して、フランスのセーヴル美術館で「薩摩焼パリ伝統美展」が開催された。かつて茶人の心をとらえ、数百年のときを重ねてきた褐釉茶入「後藤」、黒釉文淋茶入「望月」などの貴重な作品を現代のフランス人は、どのような表情で眺め、何を感じたのか。日本での作品収集から、現地開催当日までをドキュメントで追うとともに、フランスの地で再び気づかされる薩摩焼の魅力を描いた番組。
主な意見は以下のとおり
- ゆっくりと美しい映像で薩摩焼とパリの町並みが表現されており、印象深かった。
- 鹿児島発で世界に情報発信したことで、逆に鹿児島に住む我々が鹿児島のことを理解していないと恥ずかしいという気にさせられた。そういう意味で重要な役割を担っているのではないか。
- フランスと日本の架け橋になるいう気概を十分に受け取ることができた。
- 薩摩焼に深く関心を持つことが、薩摩焼への愛情につながり、それが郷土愛に発展していくことを考えると、こうした番組の大切さを改めて感じた。
- 薩摩焼の美しさとそれがパリに与えた影響。そしてセーブル美術館で働く人たちの誇りや伝統の重みなど盛りだくさんな内容にもかかわらず、しっかりした構成で、分かりやすかった。
- 映像は吟味され、ナレーションには落ち着きがあり、音楽も効果的に使われていて、調和のとれた感じる番組だった。
- 昔の人の偉さと、我々も頑張らなくてはというということを自然と考えさせられた。
以上