南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成20年度 第2回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成20年5月28日(水)
2.開催場所:MBC放送会館
3.議題
テレビ番組「これが校区の力だ!~みんなで はぐくむ鹿児島のまち~」
放送:5月18日(日)10:30~11:00
番組の概要
小学校の校区単位で地域活動と子どもの教育に取り組む鹿児島市の「校区公民館制度」は、郷中教育の流れを汲む全国でも珍しい制度。
町内会やあいご会、PTAなどの地元と学校の関係者らが一体となって校区公民館を運営し、文化祭、成人学級、伝統行事など、校区ごとに特色をもった独自の活動を行っている。番組では、こうした地域活動の模様とそれを支える人々の姿を描いた。
主な意見は以下のとおり
- 子供たちの朝の元気な挨拶が印象的だった。
- 地域で地道に活動している人たちが、こんなに大勢いることに改めて感動した。
- 何か事件が起きると、学校のセキュリティが厳しくなる傾向があるが、学校は校区の中心であり、学校が地域に開かれていることの大切さを改めて感じた。
- 今回は全体的な紹介に留まっていたが、校区公民館活動に取り組んでいる人を中心に据えると、もっと訴える力があったのではないか。
- 公民館活動、町内会活動、学校活動などのそれぞれの役割が紹介されると、全体的な仕組みがもっと分かりやすかったのでないか。
- 少子化や核家族化が進んで、世代間交流が薄くなっている中で、こうした活動は社会が求めている原点とも言える活動だけに、今後も取り上げていってほしい。
- お年寄りが子供たちに教えたいことがあると言っていたが、こうした鹿児島の遺産を語り継ぐ仕組みは素晴らしいと感じた。
- 公民館活動が、鹿児島独自の取り組みで、多くの人に加わってほしいと考えるだけに、例えば転勤してきた人が、どうしたら活動に加わることができるかの情報があると、より親切だったのではないか。
以上