南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成21年度 第3回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成21年6月24日(水)
2.開催場所:MBC放送会館
議 題:ネットワーク番組について
7月10日に宮崎市で開かれる「JNN九州・沖縄地区 番組審議会委員長会議」にむけ、ネットワーク番組に対する感想や意見、TBSへの要望事項などについて集約した。
主な意見は以下のとおり
1.ニュース番組
「総力報道 THE NEWS」について
- 「総力報道 THE NEWS」が始まったことで、午後6時台から7時台まで、NHKに切り替えずに見続けるようになった。
- 感情過多なナレーションが多いが、ニュースなのだから淡々と伝えてほしい。
- 後藤さんの個性が今ひとつ発揮されていない。
- バラエティで発揮してきた小林キャスターのキャラクターの良さが生かせていないし、後藤キャスターとのバランスが悪い。
- 夕方の6時台は、座ってみる時間帯ではないので、後藤メモは内容は深いのだろうが、良さが伝わってこない。
「ニュース23」について
- 時間が短くなったために、あっさりしすぎて物足りない。
2.報道情報系番組
「朝ズバッ!」について
- みのさんが問題をクローズアップするのはいいが、弾劾したり、怒っている構図が単純で、根拠が薄いように感じることがある。
- 女性アナウンサー陣がみのさんに媚びているように感じる。
「サンデーモーニング」について
- ゲストコメンテーターは、自分の意見をきちんともったバランスの良い布陣で厚みがある。
「ニュースキャスター」について
- 安住アナが報道分野に挑戦している意気込みは感じるが、多く出過ぎており、ニュースには不釣り合いな印象を受ける。
3.バラエティ番組
「からくりテレビ」
- さんまさんの独演会のようになってきて、番組自体のおもしろみが薄れてきている。
4.ドラマ
「Mr Brain」について
- ゲストも毎回豪華で力が入っているのは分かるが、アメリカのドラマの二番煎じだと感じる。
- ピストルを口に突っ込むようなシーンは子供に見せたくない。配慮が必要ではないか。
- 若い女性の言葉遣いが乱暴なドラマを見かけるが、子供たちがそんな言葉遣いを当然だと思ってしまう。改めることはできないか。
5.その他
- 映画「ルーキーズ」の封切りのときは、一日中いろんな番組に出ずっぱりだったが、その番組の良さを損なってしまっているのではないか。
- 新番組の番宣なども同様で、テレビジャックをされているようで不愉快に感じることがある。
- 世界陸上やオリンピック、ワールドカップなど、大きなスポーツイベントでは、雰囲気を盛り上げるために人気タレントが起用されることが多いが、そうしたものは削って、スポーツそのものの楽しさ、面白さ、奥深さをプロの目利きできちんと伝えてほしい。
以上