南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成21年度 第4回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成21年7月29日(水)
2.開催場所:MBC放送会館
3.議題
JNN九州沖縄地区番組審議会委員長会議報告
およびテレビ番組「どーんと鹿児島~今世紀最大!皆既日食~」について
放送:7月22日(水)20:00~20:54
<JNN九州・沖縄地区 番組審議会委員長会議の概要>
7月10日に宮崎市で開かれたJNN九州・沖縄地区 番組審議会委員長会議には、九州・沖縄7局の委員長、事務局長らが参加。
TBSテレビからは木村信哉取締役、編成局の戸田郁夫担当局長、谷内順二番組審議会事務局長が参加した。
会議では木村取締役が、土曜日の「情報7Days ニュースキャスター」で国道と府の道路の清掃シーンをめぐる報道で、総務省から厳重注意を受けたことなどを報告し、戸田局長が4月編成以降の動向について説明した。
続いて、各局の委員長が、各局で審議したネットワーク番組に対する意見や要望について報告した。このうち「総力報道 THE NEWS」について、「後藤キャスターは社会部的なネタに弱いように感じるし、小林キャスターの喋りが軽く、信頼感を損なっているのではないか」という意見がある一方で、「ゴールデンタイムにバラエティからニュースに舵を切ったのは画期的。スタートしてまだ3か月なので、もう少し長い目で見たい」といった意見も出された。
また「みのもんたの朝ズバッ!」については、「慌ただしい時間に、見てすぐ分かるよう内容が整理されており、テンポもいい」「事件以外にほとんど地方の情報がないが、もっと中継を入れるなどして地方の色を出してほしい」などの意見があった。
<テレビ番組「どーんと鹿児島」の『今世紀最大!皆既日食』審議>
番組の概要
今世紀最長の皆既日食の当日、世界的に注目された鹿児島では日食をどのように迎えたのか。最長の日食となった吐喝喇列島の宝島、中之島、悪石島のほか、県内各地の表情を描いた。
主な意見は以下のとおり
- 日食を見守る子供たちの表情など、各地の映像がふんだんに盛り込まれており、地域ネットワークの大切さを改めて感じた。
- 県民がいろいろな思いや期待を込めて日食を待ち望んでいたことが映像から伝わってきた。
- その瞬間の海中や動物の動きなど多面的によく捉えていた。
- 熱気がさめやらない日食の夜に放送すること自体に意味があったし、その日の動きがよくまとまっており制作陣の底力を感じる。
- せっかくの天体ショーなのだから、日食の映像をじっくりと見せることも必要ではないか。
- 日食の舞台となった吐喝喇の島々はどんなところなのか、分かりやすい説明がほしかった。
- 場面転換が慌ただしくで戸惑った。
以上