南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成22年度 第3回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成22年6月30日(水)
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
議 題:ネットワーク番組について
7月9日に鹿児島市で開かれる「JNN九州・沖縄番組審議会委員長会議」に向け、ネットワーク番組に対する感想や意見、TBSへの要望事項などについて集約した。
主な意見は以下のとおり
1.ニュース番組
「ニュース全般」について
- どこの放送局も同じニュースを取り上げている。取り上げ方も表層的で、大げさに煽るだけと感じる。一定の意見・見識を持って伝えてほしい。
- インターネット時代にテレビニュースに求められるのは解説と特集だが、安易な特集が多い。
「Nスタ」について
- 長峰キャスターの抑えたトーンの語り口に安心感がある。キャスターの息もあっており、リラックスした感じが心地いい。
「ニュース23X」について
- 筑紫さんが出演していた以前の番組と比べると物足りない。
2.情報系番組
「みのもんた朝ズバッ!」について
- 内容が充実して忙しい朝に適している。
- 生出演している国会議員に斬り込む姿は好感が持てる。
- みのさんの言動が騒々しくて押し付けがましく感じる。
- 女子アナが司会者に迎合しているように見えて気に障る。
「サンデーモーニング」について
- 1週間の動きがよく分かって興味深い。専門家によるコメントもすばらしい。
「時事放談」について
- 昔の番組と比べるとつまらない。
- 細川隆元さんのような良識的なホスト・コメンテーターを発掘してほしい。
「はなまるマーケット」について
- 相変わらず人気がある。情報・コーナー充実している。
- ゲストによって番組の印象が大きく左右される。
3.バラエティ番組
「バラエティ番組全般」について
- 大手プロダクションに丸投げした、お笑い芸人と若い女性タレントを使った安易なつくりの番組が多くて面白くない。
「ひみつの嵐ちゃん!」について
- 若者・女性に人気があり、母親と娘が一緒に見ている。
- 嫌味のないほんわかとした雰囲気に好感が持てる。
4.ドラマ
- 丁寧なつくりのドラマが少ない。新鮮さを感じられない。
- 毎回がクライマックスを迎える韓国ドラマを参考にしてほしい。
- 「水戸黄門」は、番組途中で中座してもストーリーが分かる安心感がある。
- 「ドラえもん」や「サザエさん」など、広い世代から長く愛される国民的なアニメ番組を育ててほしい。
以上