南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成22年度 第4回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成22年7月28日(水)
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
「JNN九州・沖縄地区 番組審議会委員長会議」報告
7月9日に鹿児島市で開催された「JNN九州・沖縄地区 番組審議会委員長会議」について、吉田委員長が下記の通り報告した。
- TBS番組審議会担当役員、JNN九州・沖縄7局の番組審議会委員長らが出席した。
- TBSからは、「放送を取り巻く最新の状況」が報告された。
- JNN各局の番組審議会委員長からは、TBSのネットワーク番組について、「番組の変更が早すぎる」「建設的なニュースを伝えてほしい」「独特な切り口の“朝ズバッ”は評価が分かれる」「良質なバラエティ番組を育ててほしい」「普天間基地報道では沖縄の声をしっかりと伝えてほしい」などの意見が出された。
- これに対してTBSは、「多様で適切なご意見を多く頂いた。現場に披露し、活かしていきたい」と応えた。
番組審議
「JNN九州沖縄テレビドキュメンタリー番組「ムーブ 石綿村~アスベスト被害の底流にあるもの~」
主な意見は以下のとおり
- 日々のニュースに追われる中で、石綿の被害について考える機会を与えてもらった。
- ひとりの女性の人生を通して石綿被害の実態をみることができ、これまでとは違う深い感銘を受けた。
- 厳選された言葉から、母親と娘の親子愛がしっかりと伝わってきた。
- 主人公の表情を、煽り気味にアップにとらえる撮影手法が効果的だった。
- 医学的な根拠についてももう少し詳しく紹介してもらいたかった。
- 人類の歩みの中で発生した被害については、教訓として活かすべき。
- 日本の高度経済成長の陰の部分であり、番組テーマである「語りつぐべきもの」にぴったりの作品といえる。
- 石綿被害者の思いがしっかりと伝わってきた。このような番組を作成することが報道機関の責務だ。
以上