南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成24年度 第3回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成24年6月20日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者
委員の総数 11名
出席委員数 9名
欠席委員数 2名
社側参加数 6名
4.議題:番組審議
ネットワーク番組について
主な意見は以下のとおり
<視聴者のライフスタイルについて>
- 家族で同じテレビ番組を一緒に見る機会が減り、ひとりで個室で見ることが増えた。
- テレビを見るのはゆったりとした時間帯なので、スピードが速くて騒々しい番組は、あまり見たくない。
- 急いで帰宅してでも見たいという番組は少ない。録画してゆっくり見ることが多い。
- 土日の午前中はゆったりとしたリズムの番組が多く、生活のリズムと合致している。
<ドラマなど>
- 日曜劇場「ATARU」ではサヴァン症候群を障害と決めつけず、自分らしさのひとつと受け止めているところに共感できる。
- 日曜劇場「運命の人」のように、普遍的なテーマを扱ったドラマは見ごたえがある。
- 漫画や劇画を原作としたドラマは絵づくりは簡単だろうが、安易でつまらない。
<バラエティ番組>
- 「今夜はヒストリー」は教科書には載っていない別の視点から歴史を紹介し、ユニーク。
- 「金曜日のスマたちへ」は丹念に取材しており、感心させられることがある。
- 「サワコの朝」は新鮮で味わいがある。他のインタビュー番組とは一味違う個性があり、共感できる。
- 「ひみつの嵐ちゃん」などの若者向け番組で、若者の選挙離れを食い止めるキャンペーンを展開して欲しい。
- どの放送局のバラエティ番組の内容が似ており、バラエティに富んでいない。
<生活情報番組>
- 「がっちりマンデー」はビジネスに役立つ情報を分かりやすく伝えている。
- 「健康カプセル」はエビデンス(根拠)に基づいた健康番組として評価できる。 視聴率を狙った健康番組は、間違った方向に進むことがあるので注意して欲しい。
<報道・ドキュメンタリー番組>
- 押し付けがましい報道番組は、気が引ける。
- 「サンデーモーニング」は1週間の動きをつかめる。また、特集に力がある。
- 「朝ズバっ!」は、みのさんのコメントと自分の感覚が一致すると共感する。
- 「世界遺産」は学校でも見られるようにしてほしい。
- 「情報7days」は報道番組かバラエティか分からない。まとまりがない。
<放送全般への要望>
- テレビ番組の軸を、視聴率中心から「日本のあるべき姿」の追求に変えたい。
- 良くも悪くもテレビには多様性は必要だ。時代とともにモノの捉え方も変化してことを意識して、番組制作にあたって欲しい。
以上