南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成29年度 第5回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成29年9月27日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者
委員の総数 11名
出席委員数 7名
欠席委員数 4名
社側参加数 7名
4.議題
番組審議 テレビ番組 日本のチカラ
『WILD LIFE 硫黄島』(9月3日(日)午前6:15~6:45放送)
内容
白煙噴く硫黄岳を抱く三島村の硫黄島。2015年、日本ジオパークに認定されたこの島では、火山の島の知られざる光景と手つかずの大自然が広がります。
海中温泉が岩肌を削って作った洞窟は、エメラルド色に輝いています。海に面した露天温泉はダイナミックな絶景で、夜は満天の星が輝いています。そして噴気活動が続く硫黄岳の山頂には、貴重な産業遺産も残っています。人口は僅か131人。商店はひとつしかなく、信号すらない、いわゆる何もない島ですが、島民たちは独自の文化を作って暮らしています。
ただ便利で「ある」ということは本当に豊かで幸福なことなのだろうか。硫黄島に移住した元南極観測隊員に密着しました。
主な意見は以下のとおり
- 硫黄島の自然を4Kカメラで撮影した映像が美しくて素晴らしい。世界に伝えたい映像であり、ストーリーであった。
- 主人公の生き方を伝えたいのか、硫黄島の自然を紹介したかったのかはっきりしなかった。
- 島に移住してきた人がどれ位いるのか知りたかった。
- 人に焦点を当てて、島の魅力を発信することも大切だと感じた。
- 地球の素肌を感じる鹿児島の良さを発信しながらも、島民に対しては謙虚で気負いもない。その生き方のスタンスが好きだ。
- 海の色が茶色に変わっている理由の説明があると良かった。
- 地球に寄り添っている生き物として主人公を描いている。人の生き方についてあらためて考えさせられた。
- 主人公は謙虚だが、人と自然をつないでいくというメッセージが強く響いてきた。
- 主人公の行動を通して、豊かさとは何かを考えさせられた。
- 番組の前半はBGMがなく、自然の音だけで島を紹介していたところが良かった。
- 自然を対象にして起業することは気付かなかった視点。主人公の知識を生かして島の豊かさ、価値観を見出す姿に感動した。
以上