南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成29年度 第8回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成30年1月24日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者
委員の総数 11名
出席委員数 5名
欠席委員数 6名
社側参加数 8名
4.議題
番組審議 ラジオ番組 全国37局企画ネット
『歌のない歌謡曲』(4月14日(金) 午前6:45~7:00放送)
内容
MBCラジオの朝ワイド「美坂理恵のモーニング・スマイル」の中で放送している番組です。毎朝、鹿児島県内の旬の話題を、音楽も交えて紹介しています。
この回は、高校進学のため地元の甑島を離れる中学3年生の子供達の「15の春」をテーマに、子供達の島への思いや、それを温かく見守り育てる大人達の気持ちを取材して、美坂理恵アナウンサーのナレーションで紹介しました。
昨年秋に行われた「第48回歌のない歌謡曲CMコンクール」で全国37の放送局が制作した作品の中から、最高位の金賞に選ばれた作品です。
主な意見は以下のとおり
- 子を想う親の気持ち、手離す寂しさ、旅立つ子供の不安など、家族のドラマに感動した。音だけで情景が良く伝わる素晴らしい番組。
- CMは番組の中に自然に入り込んでいたが違和感もなく嬉しかった。
- 美坂アナウンサーの声は、朝の番組の雰囲気に合っていて良かった。
- 甑島のどこの港から出航して、どこに行くのか。島全体で卒業生は何人いたのか。そういうナレーションもあったら良かった。
- きびなごを紹介する場面で、海の状況、風や匂いももっと感じたかった。
- 番組のリズムや流れが良かった。聞いていて、風景や出演者の心情もイメージ出来て見えるようだった。
- 島を離れる中学生の心情や決意、その一方で不安もある。そんな揺れ動いている気持ちが良く伝わった。
- 島を離れる中学生の決意も直接インタビューしているのではなく、わざと空間を感じさせる録り方をして、その時の状況も伝えているところが良かった。
- 流れるような番組だか、入るべきことは全て入っている素晴らしい番組。
- 美坂アナウンサーの声が心地良いので、違和感なく聞いてしまう。
- 島を離れる中学生達は、例えばどんな所にある高校に行くのか。そんな中、主人公の中学生が行く高校はどこにあるのか。そういうことも知りたかった。
- 説明するのではなく、もっと言葉を選んで脚本を書けばラジオはもっと伝わるのでは。
- 次はCMですと番組の流れを切る構成ではなかったので、進行がスムーズで良かった。
- 地域に溶け込んだ話題に合わせて曲が紹介されるので聞きやすかった。
- 自然に情景が浮かぶのはアナウンサーの力量だと思う。親子の想いも良く伝わってきた。ラジオの素晴らしさが分かる番組。
以上