南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
平成29年度 第9回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:平成30年2月28日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者
委員の総数 11名
出席委員数 8名
欠席委員数 3名
社側参加数 7名
4.議題
番組審議 テレビ番組 どーんと鹿児島
『世界自然遺産へ いのち繋ぐ島・奄美』(2月21日(水) 午後8:00~8:54放送)
内容
2018年夏に、世界自然遺産登録を見据えている奄美と琉球。
特異な環境の下で独自の進化を遂げた生態系と、貴重な固有種に代表される生物の多様性は、世界的に見ても極めて重要とされています。
番組では、今回世界自然遺産に推薦されている4つの島の内、奄美大島と徳之島に注目。奄美ならではの豊かな自然と、その自然に畏敬の念を払いつつ、寄り添って生きる人々の営み。様々な表情を見せる奄美の魅力を、4Kカメラの高精細な映像で描きます。
主な意見は以下のとおり
- 素晴らしい番組。奄美の知らない姿を見れた。
- 奄美の素晴らしさを広めるためにSNSなどインターネットとも連動して欲しい。
- 豊かな自然をこれから守っていくのは若者達。そういうメッセージを伝えられたら、もっと良い番組になると思う。
- ドローンで撮影したシーンが美しく、効果的であった。
- 4Kカメラで撮影していたが曇りの日があって残念。出来れば晴れた日に撮影しなおして欲しい。
- 番組タイトルに「いのち繋ぐ島」とあったが、繋いでいく若者達があまり見えなかった。子供や若者達の声がもっと欲しかった。
- 「ショチョガマ」や「平瀬マンカイ」は、知っている人も多い。誰がどのような準備をするのかなど、もう少し詳しいことも伝えると良かった。
- 自然に畏敬の念を払いながら生きる奄美の人々の姿を、祭りだけでなく普段の暮らしの中でも紹介して欲しかった。
- 自然、人、食が豊かで、興味深く見れた。大変気に入った番組であり何度も見たいと思う。
- カメラが暮らしの目線で生活を紹介し、ドローンを使った鳥の目で自然を紹介していて良かった。
- 奄美固有の暮らしの形や植物を、黒潮文化圏の中で沖縄とも比較して紹介すると良かった。
- 祭りで子供達が踊っている様子を見て、このような環境の中で育っていることが大切だと思った。帰って来たい故郷があるなと感じた。
- 本当の豊かさとは何なのか。鹿児島の離島の暮らしの豊かさを感じた番組。
- アマミノクロウサギが授乳するシーンで流れていた雨の音が印象的で美しかった。
- 「自然の中で間借りしている」という声があったが、そういう生き方が全編に流れていて良かった。
- 映像が素晴らしい番組。BGMも美しく、映像とマッチしていた。鹿児島の離島の自然や文化をテーマにした番組を今後も作って欲しい。
以上