南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
2019年度 第2回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:2019年5月22日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者
委員の総数 10名
出席委員数 6名
欠席委員数 4名
社側参加数 7名
4.議題
番組審議
テレビ番組 世界一の九州が始まる!「夢は大きく世界最小!下町ロボット」
(4月28日(日) 午前10:15~10:30放送)
番組内容
軽快に歩き回り、体操もする小型ロボット「S3α」は、薩摩川内市にある樋脇精工が手がけたオリジナルのロボットです。
樋脇精工は、金型製作を専門とする会社ですが、松下順紀社長を中心に、特命係のメンバーが、試行錯誤の末に去年完成させました。
地元の子供達を招いて、ロボットの製作や操縦の方法を、見せたり教えたりもしています。そんな活動を通して、子供達にものづくりの楽しさを伝えていきたいと松下社長は語ります。その足がかりとして、新機能の開発にも動き出しました。
大きな夢をかかげ、小さなロボット作りに励む町工場のあくなき挑戦を追いかけます。
主な意見は以下のとおり
- 子供達がものづくりに興味を持つきっかけになる。この企業の活動は若者の少ない業種の参考になる。
- 子供達の興味をどのように発展させて、ものづくりにつなげていくのか。そのプロセスも描いていたら、もっとヒントになったと思う。
- 凄いチャレンジをしているのは分ったが、何が世界一なのかが良く分らなかった。
- ロボットを作ることが、会社の本業につながり、発展する様子が描かれていたら地域貢献につながっていることが分り良かったのでは。
- 子供達の笑顔や感動、社長の喜ぶ姿や過去の苦労が描かれていて、人物のストーリーとしては良かったと思う。
- 人の描写が上手く、番組としてのインパクトも強く、上手くまとめられていてとても感動を与えている。
- 社長の魅力にとりつかれた方々も紹介されていて、仕事の素晴らしさが伝わってきた。
- 世界一に取り組む会社が、何故、薩摩川内市にあったのか。地域特性との関連性まで踏み込まれていなかった。
- 分りやすい内容で面白かった。鹿児島に世界トップレベルの金型製作会社があることを知り、驚いた。
- ロボット作りに取り組む鹿児島の若者たちの姿を見て、頼もしかった。
- 小型のロボット作りが、どのくらい凄いのかが分らなかった。
- 社長が子供達に夢は叶うと語りかける様子など、温かい作りの番組だった。
- 故郷の会社で作れることを伝えることで、地元への誇り、自信につながる。地域に生きる人々に勇気を与えている。
- 鹿児島に、世界トップレベルの技術を持つ企業があり、日本の技術を支えていることを取り上げたことは評価出来る。
- ものづくりの素晴らしさを子供達に伝え、今後、どのように教育に活用していくのか。その辺りも触れて欲しかった。
以上