南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
2019年度 第4回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:2019年7月24日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者
委員の総数 10名
出席委員数 8名
欠席委員数 2名
社側参加数 8名
4.議題
(1)番組審議会委員長会議 報告
7月5日に長崎市で開かれたJNN九州・沖縄地区番組審議会委員長会議について、各局から出された意見や要望とTBSの見解について事務局が報告した。
(2) 番組審議
テレビ番組 どーんと鹿児島『A Girl! 勝ちあが~る』
放送日時 6月19日(水)午後8:00~8:54放送
内 容
その笑顔、涙、すべては夢舞台で輝くために。
今年の夏、高校生アスリートの祭典「全国高校総体」が、鹿児島をはじめ南九州4県で開催されます。高校生活で一番の目標といえる大会での活躍を目指し、選手たちは、日々練習に取り組んでいます。
新体操・カヌー・フェンシングは、県内の女子高生アスリートが「頂点」を狙える位置にいます。
学校生活と部活動の両立、チームの危機、怪我との闘い…。選手一人ひとりが、悔しさを味わい、悩み、苦しみ、壁を乗り越えながら、競技力を高めてきた結果です。
彼女たちの軌跡を追い、全国高校総体や、来年の「かごしま国体」で活躍するための道筋を照らします。
主な意見は以下のとおり
- 感動的な番組。負けた悔しさや流す涙の意味が、しっかりと伝わってきた。
- 指導者の競技や選手たちへの思い、高校総体へ臨む気持ちが分りにくかった。
- 強い柔道のチームでも、生徒達が中心になって練習を行い、お互いに励ましあっている姿に驚いた。
- 女子高校生たちの青春の一幕で眩しかった。頑張っている選手たちの姿を紹介することで、番組を見た他の選手たちも頑張ろうと思う。良いことだと思う。
- 新体操で、9人全員でまとまると言いながら、大会に出場したチームは5人だった。部員全員のまとまりなのか、チームの足並みを揃えることなのか、伝えたいポイントが分りにくかった。
- 普段の学校での様子を紹介していたが必要だったのか。その分、もっと競技に関わることを見せて欲しかった。
- 勝ちたい思い、ノーミスーへのこだわりだけが出ていた。競技そのものへの思いや続ける気持ちなど、もっと深堀りして欲しかった。
- 競技を取材、番組にも出演していた松木アナウンサーは爽やかだった。番組の構成や流れも良く、MBCのスポーツを伝えたい思いが良く伝わってきた。
- 日頃からどれだけ取材して、取材対象との関係も深めているのか。しっかり密着した良い番組だ。
- 高校スポーツでは生徒の自主性が重んじられるようになり、いびつだった勝利至上主義ではない様子が映し出されていた。
- なるべく多くの選手を取り上げたい。大会を盛り上げたいという意気込みが制作を通して、鹿児島のアスリートに大きな刺激を与える番組だと思う。
- 新体操のメンバーは何人で、審査のポイントは何なのかなど、それぞれの競技の簡単なルールの紹介があれば、もっと興味が湧くと思う。
- 高校総体の各競技の会場の紹介は分りやすかった。またBGMの選曲や流すタイミングも良かった。
- スポーツを通した人間形成で、人間性などの内面も含めて美しい女性、そして母親になっていくのだろうと感じた。
- 指導者の立ち位置や選手とのつながりなども分れば、その競技をもっと見に行きたい気持ちになるだろうと思う。
- 全体的に若さが清々しく、美しく描かれていて好感が持てた。長期間、丁寧に取材がされていると感じた。
- 勝ちたい気持ちだけでなく、競技を続ける喜びも紹介して欲しかった。何故、新体操をやるのか。柔道を始めたきっかけは何なのか。そういうことも知りたかった。
- 開催地枠があるから出場出来るというコメントは、真実だが厳しい言葉。それでも出場出来るのだから、期待したいし見届けたい気持ちになるコメントでもあった。
以上