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南日本放送 番組審議会

南日本放送番組審議会 概要

2020年度 第4回 南日本放送番組審議会

1.開催日時:2020年7月21日(水)
2.開催形式:書面開催

2020年度第4回南日本放送番組審議会については、新型コロナ感染症の拡大防止に配慮して、通常の会議形式ではなく、書面開催とした。
委員の皆様には、「審議番組」のDVDを事前に送付し、ご意見と感想等のリポートを提出していただく対応をお願いした。

3.参加者

委員の総数 10名
参加委員数 10名
欠席委員数  0名
社側参加数  8名

4.審議事項

(1)番組審議
番組名称:テレビ番組 どーんと鹿児島『鹿児島発 コロナに負けない!2』(6月17日(水)午後8:00~8:54放送)

内 容

新型コロナウイルスの感染拡大は、私達の社会、暮らしに甚大な影響をもたらし、人々は逆境に立たされている。
政府の緊急事態宣言は解除され、自粛は段階的に緩和、様々な社会活動も徐々に再開されているが、未だ収束に至っていない新型コロナ。感染拡大への警戒は続き、感染を防ぎながら日常を送る「新しい生活様式」への対応が呼びかけられている。
コロナ前とは大きく変わった環境の中、様々な制約や困難な状況が続きながらも、新しいことを模索し、前へ進む鹿児島の人達がいる。
その奮闘する姿を追った「鹿児島発コロナに負けない!」の第2弾を伝える。

主な意見は以下のとおり
  • コロナ禍における鹿児島での様々な方々の生き様を「よくぞこれだけ追いかけたな」と取材について感心した。
  • コロナウイルスは、それぞれの人達の社会生活を脅かしているが、環境やエネルギー問題を見直す良い機会になったのかもしれないと考えさせられた。見応えのある良い番組になっていた。
  • 地域の様々な工夫や知恵の事例紹介番組として、多岐に渡る業界や場面での事例を知ることが出来た。地域にアンテナを張っているMBCならではの番組。
  • ホテル業の大変さ、あるいは飲食店の方々の苦境は、察するに余りあるものがあるが、このような中、各地域の方々の明るい話題や元気のある活動は、視聴していて嬉しいものだ。
  • オンラインを利用した子育て支援の教室が、新米ママの心細さ取り除いていっているのを見ると、オンラインでつながるということが日常化してきていることを実感した。
  • 持続化給付金の申請に手間がかかることを取り上げていたが、コロナに負けないで頑張る方々を紹介していく番組コンセプトを考えると、違和感があった。
    給付金の現状を取り上げたことは良いと思うが、もう一工夫欲しかった。
  • 新型コロナウイルス感染症がもたらす新たな社会的課題、社会システムへ否応なく求めてくる変革などに深く切り込んで、それに対して人間や社会や地域が変わっていくべき方向や試みといった観点で、新たな「気付き」、それが次の社会の元気にもつながることを表現する方法もあるのではないかと感じた。
  • 感染防止に努めつつも、日常生活を取り戻す、経済を回していこうとする気持ちになる番組を期待したい。
  • これからもコロナウイルスとの共存は必須となる。今後は、最前線で取り組んでいる鹿児島の医療従事者の姿も紹介して欲しい。医療従事者の紹介は首都圏が殆どなので、地方の取り組みも紹介して欲しい。
  • ひとつの番組としてはエピソードの数が多過ぎるように感じた。番組が細切れになり、全体的に突っ込み不足になった印象は否めない。コロナを巡る人々の苦悩や克服への決意を浮かび上がらせるためには、もっと紹介するエピソードの数を絞り込み、取材を掘り下げた方が良かったのではないか。

以上