南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
2020年度 第7回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:2020年11月25日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者
委員の総数 9名
出席委員数 8名
欠席委員数 1名
社側出席数 7名
4.議 題
番組審議 テレビ番組 『週刊1チャンネル』(10月24日(土)午後12:00~12:55放送)
内 容
毎週土曜日のお昼に、鹿児島の今をお伝えしている情報番組です。
今週は何があったのか、鹿児島で起きた出来事を分かりやすく1週間の動きをまとめて、コンパクトにお伝えしていきます。
また、ネットで注目を集めている出来事や、今の鹿児島を知るための話題などを特集で紹介、分かりやすい解説で、時に楽しく、時に鋭く迫っていきます。
この週の特集は、「錦江湾の定置網で新発見!料理人絶賛のうまい魚」と題して、鹿児島大学水産学部の大富潤教授が、谷山港沖の定置網漁を調査、魚の不思議に迫りました。
主な意見は以下のとおり
- 定置網のコーナーの大富教授のキャラが楽しかった。漁師が捨てている魚を食卓に載せて生き返らせている情報が良かった。
- 漁をしている港が、鹿児島市街地のすぐ近くにあることを、もっと分かりやすく見せて欲しかった。
- 獲った魚を何故捨てるのか。何故出回らないのか。その理由を説明して欲しい。
- 漁師は、端物を「出汁に持っていけ」と言っていた。そんな漁師たちの言葉も伝えて残して欲しい。
- 鹿児島の今を伝える番組としてのコンセプトが分からなかった。鹿児島の一週間のニュースをまとめるなどやり方があるのでは。
- 情報番組としてターゲットをどこに置いているのかが分かりにくかった。
- 定置網のコーナーは、食の魚離れが言われる中、良い企画だ。
- 子供の夢を叶えるコーナーは、簡単に叶えられ過ぎないか。プロに頼むのではなく、家族で四苦八苦したりして叶える方が良いのでは。
- 土曜の昼、親子で見て楽しめる週刊誌のような番組だ。
- 定置網のコーナーは、大富教授の個性が生かされている。また、谷山港で定置網漁が行われていると、身近な場所を上手く紹介している。
- キー局の番組が圧倒的に多く、情報も東京のものばかりで行きたくても行けない。この番組は、地元の素材や店などを紹介しているので現実感がある。
- 「鬼滅の刃」のコーナーは、どうして今うけているのかを教えて欲しい。それが分からないので、全体としても分からなかった。
- 地元の情報を上手く拾って楽しく見せているが、情報番組としてニュースの要素が足りない。
- 捨てられている魚を活用することは、経済やSDGsのことを考えさせられる。それを親子でも楽しく見れる構成にしているので良い。テンポも良かった。
- 「鬼滅の刃」のコーナーは、今を良くキャッチアップしているが、知っている人も驚くような情報が欲しかった。
- 谷山港で定置網漁が行われていることは知らなかった。大人でも勉強させられた。捨てている魚を活用する調理は、一手間加えた調理法にして、話題性を作ることが大事だと思った。
- 定置網で獲れる魚も、秋は何が獲れるなどタイムリー性があると面白いのでは。
- 子供の夢を叶えるコーナーで、地元の菓子店を紹介するなど、親子で地元を楽しめる番組だ。
- 「鬼滅の刃」を見たが、背景などが分からないと楽しめない。そんな人たちのために、楽しむための知識やアドバイスを解説して欲しい。
以上