南日本放送 番組審議会
南日本放送番組審議会 概要
2021年度 第3回 南日本放送番組審議会
1.開催日時:2021年6月16日(水)
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者
委員の総数 10名
出席委員数 8名
欠席委員数 2名
社側出席数 5名
4.審議事項
(1)番組審議
TBSのネットワーク番組について
主な意見は以下のとおり
「報道・情報」
「あさチャン!」
- ながらで見ている。情報も硬軟織り交ぜており良い。いつもの時間にいつものコーナーがあるなど、毎日の構成も一緒なので安心して見れる。
「ラヴィット!」
- 明るいアップテンポの番組だが、平日朝の放送時間帯ではくたびれる。どのような層をターゲットにしているか分かる気がするが、個人としては年齢的についていけない。
「ひるおび!」
- 最近、コロナの話題ばかり多過ぎる。専門的な意見が良く紹介されているが、もう少し素人でも分かるようにして欲しい。
「報道特集」
- 6月12日に放送された特集「8050問題」は、年老いた親を持つ中高年の引きこもりの現場を丁寧に取材し、コロナ禍が引きこもりを一層深刻化させている現状を浮き彫りにした。引きこもりから脱するには人間同士のつながりや居場所作りが大切との視点で、支援団体の奮闘や引きこもり経験者が元気に働く様子などを描いた。秀逸な内容で高く評価したい。
「新・情報7daysニュースキャスター」
- 6月12日に放送された特集「アスリートの今」は、東京五輪が近づく中、ボクシングやマウンテンバイクなどマイナー競技のアスリートを取り上げた。「マイナー競技に光が当たるチャンス」「あきらめなければ夢はかなう」と五輪への思いが語られ、その素顔を垣間見るようで新鮮だった。
「サンデーモーニング」
- マンネリ化してきた感じがするので、新しいコメンテーターの出演も考えてはどうか。
「バラエティ」
「マツコの知らない世界」
- 色々な人の色々なこだわりを知れて面白い。番組を見て買いに行ったり、食べたくなることも多い。
「水曜日のダウンタウン」
- 色々な切口の企画があり面白い。若い人達の間でも、結構話題になっている。
「オオカミ少年」
- 新しい企画で面白い。TBSは、今まで無かった新しい企画にチャレンジする番組が多い気がする。
「A-Studio」
- 笑福亭鶴瓶さんの最後のコメントが好き。取材力の高さもだが、表現力が素晴らしい。
「がっちりマンデー!!」
- 面白い経済番組。ニッチな産業に目を向けたり、直接、消費者に販売している訳では無い部品メーカーを紹介したり、切口も多彩。我々が知らない業種、世界を今後も教えて欲しい。
「世界遺産」
- 映像が美しく見応えのある番組。30分間ではなく、1時間番組にしてもらいたい。
「全体」
- 押し付けがましいと感じる番組は見ない。「がっちりマンデー!!」や「世界遺産」のように、こちらから欲しいと思う情報のある番組を増やして欲しい。
「ドラマ」
「火曜ドラマ 着飾る恋には理由があって」
- 恋愛の行方が気になって、次回が楽しみになるドラマだ。
「金曜ドラマ リコカツ」
- 気になる俳優の出演もあり見ている。離婚は、身近でもあるかもしれない話題なので、自分達の世代の人は良く見ているし、面白いドラマだと思う。
- 身の回りで離婚の話が相次ぐなど、設定が現実離れしていないか。
「日曜劇場 ドラゴン桜」
- 毎回見ている。阿部寛さんの演技が良い。教え方や試験への臨み方など参考になる。受験生は見た方が良いと思う。
- 何事も東大が一番だという社会の意識を助長しないか。ドラマの世界とはいえ、こうした東大信仰が過ぎるとすれば笑えない。
「全体」
- 最近のドラマは顔のアップに頼り過ぎ。演者の技量が大事だと思うが、伝わってこない。
以上