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南日本放送 番組審議会

南日本放送番組審議会 概要

2022年度 第6回 南日本放送番組審議会

1.開催日時:2022年10月26日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者

委員の総数 10名
出席委員数  9名
欠席委員数  1名
社側出席数  5名

4.議  題

(1)業務報告

(2)放送番組の種別等の報告と公表について

(3)番組審議 テレビ番組 どーんと鹿児島『牛と人と~和牛日本一への挑戦~』
(10月19日(水)午後8:00~8:54放送)

内 容

5年に1度開かれる和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」。52年ぶりとなった鹿児島での大会には、過去最多の41道府県から予選を勝ち抜いた438頭が出品され、鹿児島からも24頭の精鋭が出場しました。
80代夫婦で目指した和牛の頂点。畜産の将来を担う高校生。元ホストという異色のキャリアで挑んだ男性。和牛に人生をかけた人々が「日本一」を目指した数々のドラマを振り返ります。

主な意見は以下のとおり
  • 老壮青3世代のドラマ、全国和牛能力共進会の審査の区分やポイント、肉用牛飼育戸数のデータなど、全体を通して見やすかった。鹿児島県の一体感が、随所に表れていた。鹿児島県全体で勝ち取った一位だ。後継者が減っていく厳しい現実など、業界の課題も描かれていて評価したい。
  • ジーンときた。拍手をしたくなる番組だ。全共の日本一は、県民一丸で喜びを共有した。一朝一夕ではない改良の取り組み、長い蓄積を1時間の番組の中で感じた。『どんかご』はこれだと思う。ニュースの裏、舞台裏を見せてくれた。これからも見せて欲しい。
  • 牛を題材にした1時間の番組は中々無いし、日本一の熱気冷めやらぬタイミングでの放送も良かった。フォーカスを絞っての人間模様、予選敗退した方の取材もあり良かった。県民も鹿児島の和牛、和牛オリンピックのことがわかってもらえたのでは。
  • 肉牛の審査の絵が殆ど無かった。どのような審査をしているのか見せて欲しかった。
  • テレビ番組で、こんなにたくさんの牛の姿を見たのは初めて。牛の姿がきれいだった。曽於高校の生徒達にも感心した。霧島の温泉水で牛を洗うシーンがあったが、鹿児島独特の育て方もあるのだなと思った。
  • 5年に1度の全共は、ある意味、オリンピックより価値が高い。ウクライナ情勢など暗いニュースが多い中、ホッとする楽しい番組だった。県全体の取り組みの賜物だが、「高校・農業大学校」の部が設けられるなど、後継者育成の道も作っているのだなと思った。良い牛を育てるために、人工授精などもあるが、結局最後は愛情なのだなと感じた。
  • 皆、ペットのように大事に育てた巨大なビロードのような牛はきれいだった。
  • 一頭いくらで売れるのか。飼育は餌代が高くなり大変ではないのか。そういうことも知りたかった。
  • 牛の美しさに目を引かれた。牛に携わる3世代のドラマも素敵だった。
  • 価格はどれくらいなのか。一位になると価格は違うのか。経済の話があると、鹿児島の産業として畜産業の重要度が分かり、全体のバランスも良くなるのでは。
  • 膨大な映像を上手くまとめてあるので、牛のオリンピックが良く分かり、ドラマも伝わり、全共の歴史も、過去の映像を見せて分かりやすかった。牛の系統の違いも図解で分かりやすかった。藤山さんも、元ホストということだけでなく、地味な取り組みなどの紹介で、彼本来の良さが伝わった。
  • 後継者問題など厳しい状況の中、今後、畜産業はどうなっていくのか、それも分かれば嬉しい。
  • 大学も人工授精など、畜産業のお手伝いをしているだけに、今回の結果は嬉しかった。涙が出る番組だ。今後、産業としてどこまで維持していけるのか、色々な課題も感じた。

以上