南日本放送 番組審議会
番組審議会 概要
2023年度 第3回番組審議会
1.開催日時:2023年6月21日(水)午前10時25分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者
委員の総数 10名
出席委員数 7名
欠席委員数 3名
社側出席数 6名
4.議 題
(1)業務報告
(2)番組審議 全国放送のテレビ番組(ネットワーク番組)
主な意見は以下のとおり
(1)個別の番組に対する意見
- 「マツコの知らない世界」「水曜日のダウンタウン」は、内容が少し尖っている。
馬鹿馬鹿しいことに真剣に取り組んでいる姿が面白い。
トレンドやブームの発信源になっている。 - 「Nスタ」で、事前に取材や打ち合わせをしているはずの男性レポーターが、まるで初見のようなコメントをする演出が白々しいし違和感があった。
- 「THE TIME,」は、元気な中高生や各地の天気を紹介するのはいいが、番組がターゲットとしている視聴者の年齢層が低くなっていると感じる。
- 「サンデーモーニング」は、日曜日の生活の一部になっている。
司会者に対して、批判的なコメントがあるのも面白い。 - 「ペンディングトレイン」「ラストマン」は、設定があまりにも荒唐無稽なので、ついていけない。
- 「ジョブチューン」「坂上&指原のつぶれない店」は、企業広告なのではないかと感じることがある。取材対象者とは一定の距離が必要ではないか。
- 「報道特集」で在宅医療を特集していた。最後まで自宅で過ごすことができない現状を知るのと同時に、そんな状況でも最後まで過ごせるように尽力される姿に感銘を受けた。
(2)最近の報道姿勢に関する意見
- 芸能事務所の性加害事件に真正面からしっかりと向き合っているのは、報道機関としてあるべき姿だ。
- SDGsに積極的に取り組んでいる姿勢は評価できる。
一企業としても、女性役員を登用するなど多様性の確保に努めてほしい。 - もっと重いテーマについても報道してほしい。
- 弱者や少数者の視点を大切にしていることは評価できるが、もっと幅広い視点も必要ではないか。
- 沖縄が抱える問題を深く掘り下げている。今後も続けてほしい。
- 性犯罪の取り上げ方は難しいが、メディアとしての責任をもって報道にあたってもらいたい。
- 事件を起こした人の家の前で取材していることがあるが、家族が住んでいる事も配慮すべきではないか。
- テレビと接する態度が、世代や年齢で大きく異なっている現状を踏まえて、番組づくりに取り組んでほしい。
以上