◆インフルエンザの主な症状
インフルエンザにかかると、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、
全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れます。
併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見ら
れます。
お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方で
は肺炎を伴う等、重症になることがあります。
◆インフルエンザはこのように感染します
主な感染経路は、咳、くしゃみ、会話等で口から発する飛沫による飛沫
感染であり、他に接触感染もあるといわれています。
飛沫感染では、感染した人の咳、くしゃみなどの飛沫とともに放出され
たウイルスが、健康な人の鼻やのどの粘膜に付着したり吸い込まれたり
して感染します。
また、接触感染では、感染した人が咳、くしゃみを手で押さえた後や鼻
水を手でぬぐった後に、机やドアノブ、スイッチなどに触れ、その触れ
た場所にウイルスが付着し、その付着したウイルスに健康な人が手で触
れ、汚染された手で鼻や口に触れることにより感染します。
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インフルエンザの予防・拡大防止のために、引き続き、それぞれの場面
に応じたこまめな手洗い、手指消毒、定期的な換気など、感染防止対策
に取り組んでいただきますようお願いします。